稼げるようになりたい!だからスキルを上げるんだ!
こんな風に意気込んで勉強をしている方も多いと思います。
かくいう私もその一人でした。
ですがその努力は収入を上げることにつながらない可能性があります。
学ぶべきはもっと他のことかもしれません。
では何を学ぶべきなのか。その答えがこの書籍の中にありました。
感想をまとめます。
お金に関する思い込みが改善した
本書ではお金に関する正しい知識として、稼げない人の間違った思い込みが紹介されています。
なかでも「すべての人に認められるものを提供しなければならない」という思い込みが完全に自分で、
「お金生み出せない思考で生きてる…」と気づかされました。
御覧の通り私はブログを書いているのですが、いままで読んだ人全員に受け入れられるような記事を心がけていました。
ですが嫌われないことを目的とした文章は、当然誰からも好かれることなく、当然収益は伸びません。
「今のあなたが提供するものを高く評価してくれる人だけを相手しましょう。」
「99%の人が「価値がない」と感じたとしても価値を感じてくれる1%の人に買ってもらえれば十分なのですから」
出典:「誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方」(幻冬舎 今井孝 著)
この言葉が一番印象的でした。
すべての人に認められる文章を書く必要はない、というか不可能だということに気づかされました。
どうしても嫌ってくる人に目が行ってしまいますが、そもそもすべての人と価値観や興味が一致させることは不可能です。
何をしても嫌ってくる人もいるとある程度割り切り、評価してくれる1%の人に向けた自然体な文章を書きたいです。
人間関係と同じですね。
他にも日本人なら誰もが持っているような、間違った思い込みが本書ではたくさん紹介されています。
間違った思い込みのせいで、やることなすこと全部失敗していたかもと考えると、少しでも改善できてよかったです。
お金に関する正しい知識は手遅れになる前に学んでおくのがおすすめですね。
個人でお金を生み出すことは思っているより難しくないかも
全体を通した感想としては、お金を生み出すことは思っているよりも簡単かもしれないということです。
- 自分は会社からの給料以外で稼ぐことはできない。
- 副業できる人はスキルある人なんだろうな。
こんな思い込みが緩まりました。
紹介されていた成功事例は、良い意味で自分にもできると思わせてくれるものばかりで、
- 特別な才能はいりません
- 成功している人も普通の人です
- あなたのスキルや知識は今のままでも誰かの役に立ちます
このようなやさしい言葉に背中を押されます。
今までは勝手にハードルを上げていたのだなと感じました。
紹介されているお金に関する間違った思い込みは自分に当てはまるものばかり…。
今学んでいなかったらこの先もお金にならない努力と続けていたと思うと恐ろしいです。
すごい人になる必要はない
以上感想でした。
同じ商品を1000円でも売れない人がいる一方、1万円でも10万円でも売ってしまう人もいます。
違いは何か。
それはお金に関する正しい知識です。
すごいと憧れるような人でも違うのは、お金に関する正しい知識と経験だけだとわかると少し肩の力が抜ける感覚がしました。
本書では給料をもらっているだけでは磨けない、個人でお金を生み出すための知識を磨けるそんな一冊です。
優しい言葉に励まされ、自分にもできそう!そんな前向きな気持ちになれるのでぜひ。
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