サラリーマンの皆さん。子育てと貯金を両立する方法をお探しですか?
そんな方におすすめの一冊がこちらの「貯金ゼロの元浪費家・3児の父が子育てしながら成功できた しあわせFIRE」。
「僕も子育てしながらしあわせFIRE達成したい!」
と、手に取ってみたので感想をまとめます。
節約はまったくつらくない?
私が本書を読んで一番参考になったのは、3章の「節約に対する意識改革」のパートでした。
なぜなら、節約に対して抱いていた「つらい・我慢・ストレス」こういったイメージを取り除いてくれたからです。
私は本書を読む前から、節約に取り組み、毎月貯金をしていました。
ですがどうしても「我慢」。
こんなイメージが心のどこかに残ったまんまでした。
飲み会に参加し楽しいと感じつつも「これも無駄遣いか。我慢しなきゃな」と。
なんとなーく常に節約とストレスを結び付けていました。
ですが以下の文章を読んだ時に、そんな意識に変化がおきました。
節約とは「無駄を捨てるだけ」なんです。必要なものは削らず、我慢する必要のない「無駄」の部分を節約するようにすれば、ストレスはゼロになります。
出典:「貯金ゼロの元浪費家・3児の父が子育てしながら成功できた しあわせFIRE」(KADOKAWA もみじ 著)
ガチだ…。どう考えてもつらいわけがない(驚)。
例えば、使っていないサブスクを見つけて解約したとしても、当然なんにもつらくないわけです。
そして今までうしろめたさを感じていた飲み会は、自分にとってまた明日から頑張るためのご褒美みたいなもの。
生きていくために必要不可欠な存在。言うなれば「必要無駄」。
そのため消費か投資か、それはわからないですが、すくなくとも私にとって浪費ではありませんでした。
つまり、私をはじめ多くの人が自分にとって浪費に当てはまらないものまで、節約節約!と我慢しようとしていたからつらい感覚が抜けなかったのです。
無駄を見つけ、浪費を削る節約は何にもつらくないことに気づきました。
これからは何が無駄で何が必要なのか、より自分の内面と向き合いながらストレスフリーな節約をしていきたいです。
子育て×FIREが新鮮
また全体的に見れば、子育て×FIREという話題が新鮮で面白かったです。
子育てとFIREの両立を目指す方にぴったりだと思いました。
身体を壊すまで働いた先に何があるのか、お金だけが良い教育を保証するわけではないことを、著者の実体験や教訓から学べます。
新たな気づきや発見が、あなたのしあわせFIREを実現する手助けになるでしょう。
そのため反対に投資法などの目新しさを求める人には向いていないと思いました。
まとめ
以上、感想でした。
本書の「しあわせFIRE」は、子育てとFIREの両立を目指す方にとって新たな気づきや発見があると思います。
家族のためにも、是非一読して、きずなを深めながらしあわせなFIREの実現に近づいてください。
そんな感じでした。
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