【書評】THINK CLEARLYを読んだので感想。感情との付き合い方で悩む人におすすめ!

読書

”最新の学術研究”・”よりよい人生”

気になる言葉しかない!

ってことで、読んでみたので感想とアウトプットをしていこうと思います。

特に自分の感情との付き合い方は今まで聞いたことのない方法が書かれていて興味深かったです。

内容

この本にたった一つの成功法則とか、たった一つの原理みたいなものは出てきません。

もっと根本的な思考の枠組みの部分の話。

伝統的な思考モデルや、最新の心理学研究の結果、ストア主義をはじめとする哲学、バリュー投資家の思考に至るまで、いろいろな人生のコツがおさめられています。

「思考の道具箱」ってイメージするとわかりやすいです。

悩んだり辛いことがあるたびこの本開いて思考の参考にしよう!と思える良書でした。

ってことでさっそく書評?アウトプット?という名のただの感想書こうと思います。

自分の感情なんてあてにならない

まず衝撃だったのは、自分の感情なんて全くあてにならないってこと。

自分がどんな感情を抱いていると判断しようが、それに異を唱える人はいない。修正機能が働かないために的確な自己分析なんてできっこないって話。

じゃあ、就活のための自己分析とか何やってる時が楽しい・辛いは何だったの?ってなった。

でもたしかに、ふと悲しくなったり、いらいらしたり、自分の感情を説明できないときってありますよね。

そもそも、人間は自分の感情よりも他人の感情を読むほうが得意なんだって。

自分の感情と深刻に向き合う必要はない

深刻に向き合ったところで自分の感情をうまく読めてないんだから、深刻になるなって話。

ネガティブな感情は特に!

重く受け止めたところで自分にはどうしようもないから。

「なんで自分ばっかり」みたいに考えちゃうことあるけどそれみんなだから!

周りの人の感情は真剣に受け止めるべきだけど、自分の感情とは真面目に向き合う必要はない。

なるほど。。。

感情は鳥のようなもの?

「人間はもっと自分の感情に疑いを持ち、距離をとって、遊び心ある関係を築くべき」

そして、その方法として紹介されてたのが、自分の感情を”飛んでは去っていく鳥のようなもの”としてとらえること。

自分は”鳥たちを放し飼いする風通しの良い屋内市場” このイメージを持つ。

鳥たちは飛んでいることもあれば、暫くとどまることもある。しかし、どの鳥たちもいつかはいなくなる。みたいな。

こうすることによって、感情が自分の一部とは感じなくなるらしい。

ここ読んで私は、「超良いじゃん。取り入れたい」ってなったんですけどどうですか?

客観視よりもさらに上の次元っていうか。もう自分のことを全く関係のない第三者くらいの勢いでとらえられる気がしませんか?

当事者だったらあわてたり、いやだなって思うことでも第三者の視点から見ると「どうでもいいだろ」ってなること結構あると思うんですよね。

そういった”自分大好き・自分大切”な感情がなくなれば、色んなことに挑戦できるようになるし、くそどうでもいいようなことに悩むこともなくなって毎日楽しそうじゃないですか?。

本音は出しすぎないように

本音をあけすけに語っても、周囲に自分をこっけいにみせるだけ。周りに不快感を与えない気遣いをしていこう、ってことらしい。

難しい!気を抜いたら出ちゃうよ!

でもたまに、自分の感情が前に出すぎてる大人見かけます。自分最優先。少しでも不満があると文句言うみたいな。

こういう人みてるとみっともないなと。感情出しすぎるのはだめだなって改めて感じますよね。

犬なら感情をすべてさらけ出してもかまわない。でも、あなたは人間なのだ。

THINK CLEARLY p101

この文章がすごく好き。

自分の感情関係なくその場の信頼を勝ち得る大人の行動とれる人は憧れます。

尊敬するしこうなりたいって思えます。

逆にどんなにすごい人でもすぐ感情だして怒っていたり、機嫌が悪くなってるところを見るとこれっぽっちも尊敬できなくなりますよね…

まとめ

こんな感じで人生を楽にする思考の道具が52個紹介されています。

その中でも今回は2つの章についてだけ、書評・アウトプットという名の感想でした。

ずっと「どんな時でも冷静でいたいな」「第三者的な視点を忘れないようにしたい」と思っていたので紹介した2つの章の考え方が私にめちゃめちゃ刺さってしまいました。

他にもまだまだあるので、あなたにもきっと刺さって刺さってしかたがない思考法があると思います。

複雑に考えすぎる。目の前に困難が多すぎる!そんな方はぜひ。きっと克服するための思考法が見つかります。

定期的に読み返してここに書かれている思考法を定着させたいと思える一冊でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました