
今度引っ越すから、洗濯機欲しい。どれ買えばいいか教えてよ。
- ”干す”という家事のボトルネックを潰すためにドラム式洗濯機は必須
- 1人暮らしの利用回数ではヒートポンプ式の本体差額を電気代で回収困難
→20代の1人暮らしにはヒータ式ドラムが費用対効果の最適解
縦型かドラム式か

ドラムに憧れはあるけど高いんだよな。縦型が一番安いし迷う…

縦型は初期費用は抑えられる。でも”干す”、”取り込む”作業が一生ついて回る。
ドラムは洗濯乾燥がボタン一つで完了する。家事の詰まりを解消するためにドラムは必須だと思うよ。

乾燥ってそんなに大事?

一人暮らしでも週2〜3回は回すでしょ。干す+取り込みで25分/回として、25分×120回=年50時間が毎年消える。ここを自動化できるのがドラム。

しかも自動化した時間は勉強・副業・趣味に使える。
節約できる以上の価値を洗濯物を干す作業で失うことになるかもしれないよ。
ドラムの種類“ヒートポンプ式”と“ヒーター式”どっち?

家事はなるべく時短したほうが良いもんね。
(ドラム式を見る…)
ドラムにも2種類あるんだね。
ヒートポンプ式とヒーター式?
▼ヒートポンプ式
エアコンの除湿のように空気を循環させて低温で乾燥。電気代が安く、衣類が傷みにくい。
▼ヒーター式
ヒーターで高温の風を当てて乾燥。短時間で乾くが電気代はヒートポンプ式よりやや高め、熱で服が縮むこともある。

そう。2種類ある。
ヒートポンプ式は省エネだけど本体が高い。
ヒーター式は少し電気代が高いが、本体が手頃。
単身だと“差額の元が電気代で回収できるか”が勝負どころ。

具体的な回収年数はどれくらいになるの?
仮にヒートポンプ式(HP)が8万円高い(差額ΔP=80,000円)。
電気代はHPの方が1回40円安い(差ΔE=40円)。
あなたが乾燥するのが月12回(週3回ペース)=年144回(N=144)。
式は 回収年数=ΔP ÷ (ΔE×N)。
80,000 ÷ (40×144)=80,000 ÷ 5,760=約13.9年。

14年近く…家庭用の寿命や買い替えサイクルを考えると、単身ではやっぱり回収しにくいね。
設計上の標準使用期間」(メーカーが安全に使える目安):6~10年とされていることが多いです。
この期間は部品の保有期間にも連動しており、6〜7年あたりで部品が供給終了となる場合もあります。

差額が5万円で、1回60円も安いと仮定してやっと約5.8年(50,000 ÷ (60×144)=50,000 ÷ 8,640=5.78…)
かなりヒートポンプ式に都合よく見積もってこれ。
電気代の差でヒートポンプ式を選ぶ強い理由にはならない気がするな。
ヒーター式ドラムの“生活価値”

ヒーター式の良さは省エネ以外のところにある?

主にここ↓。
乾く時間に関しては企業努力でヒートポンプ式もヒーター式も大差がないみたい。
- 初期費用:HPより安い
- ニオイ・衛生:高温域に入るから生乾き臭の原因菌に強い
- 構造が比較的シンプル:HPより故障リスクと修理コストの不確実性が低め

なるほど...
それでも縦型の値段はやっぱり安い…

縦型は言ってしまえば初期費用が安いだけ。

干す手間の年50時間は帰ってこないし、雨・花粉・夜干しNGの制約がずっと続く。
部屋干し臭で除湿機購入や、浴室乾燥代…
数年で差額は逆転だよ。

目先のお金に気を取られて、時間もお金も失うところだった…
服が傷む? 静音? ドラムのよくある不安
▼服の傷み

ヒーター乾燥は服が傷むって聞いたけど実際どうなの?

多少のダメージは確かにある。
ただ、ネット使用/容量を守る/低温コースで現実的には抑えられる。
そもそもドラムの“たたき洗い”は縦型より生地に優しい側面もあるよ。
▼音の問題

音はどうなの?騒音が…みたいなこと聞いたことあるような?

音は確かにあるよ。ヒーター式もヒートポンプ式も“静か”ってわけじゃない。
ただ、洗濯中は水や衣類の動く音、乾燥中はファンやモーター音がする程度。最新機種はかなり抑えられてて、昼間なら気にならない人が多いかな。
夜中や早朝に使うなら、防音性の低い部屋だと隣室や下の階に響く可能性はある。そういうときは運転時間を調整するか、静音モードを使うといいよ。

つまり、”無音”ではないけど、マンション/アパート暮らしでも工夫次第で十分使えるレベルだね。
容量・設置・使い勝手はどう選ぶ?
▼サイズ

サイズ感と容量は??

私は洗濯7kg/乾燥3.5kgを使っているよ。普段の洗濯はもちろん、寝具も洗えてる。
- 洗濯7~9kg
- 乾燥3,5~6kg
- 防水パンの寸法
- 搬入経路
- 左/右開きで扉干渉しないか
▼手入れの手間

お手入れの手間はどうなの?

糸くずフィルターと乾燥フィルターの掃除は定期的に必要だよ。
あと、扉のゴムのところにもホコリが溜まるから、これはどのドラムでも毎回やる必須の掃除。

最近は洗剤の自動投入やフィルター自動洗浄など、お手入れを減らす機能がある機種もあるけど、その分値段は上がる。
結局は毎日の手間をどこまで減らしたいか、そのためにいくら払えるかっていう価値観の問題だね。
結論:あなたが買うのは“毎年50時間の自由時間”

教えてくれてありがとう。
でも正直、数万円の初期費用の差は大きいくて、痛いんだよね…

わかる。一か月分の給料くらいするもんね。
でもね、あなたが買うのは洗濯機じゃなく“毎年50時間の自由時間”なんだよね。
お金はまた稼げるけど、時間は二度と戻らない。ヒーター式ドラムなら、確実に乾く速さ×現実的な初期費用で、その時間をいちばん安く手に入れられるよ。

50時間…ほんとに”得”になるかな?

なる。例えば——副業なら時給2,000円で年10万円、資格勉強なら合格に一歩前進、趣味なら週1回分の余白。
縦型で“節約した数万円”より、回収できる価値のほうが毎年多く積み上がるんじゃないかな。

たしかに“干す・取り込む”に成長はないもんな。

ただでさえ、1人暮らしはやらなきゃならない家事が多いからね。
機械に任せられるところはどんどん任せていこう。

決めた!ヒーター式のドラム式洗濯機を買うよ!
ちなみに今使っている洗濯機はどれ?

私はこれを使っているよ↓

ありがとう!参考にするね!
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