SNSを開けば「20代で資産1億」「学生で月収100万」という投稿ばかり。
将来への不安から「何か行動しなければ」と焦る大学生は多いのではないでしょうか。
かつての私も、同じように思い悩んでいました。
「お金を稼いでモテたい」
「サラリーマンになりたくない」
しかし現実は、なんとなくバイトをして惰性で飲み歩くだけの毎日。 「このままじゃマズい」と手を出した行動は結果が出るどころか、ほとんどが時間とお金の無駄遣いで終わりました。
社会人になった今、当時を振り返って痛感していることがあります。
それは、「新しいことを始める」より先に、「やらなくていいことを捨てる」べきだったということです。
そこで本記事では、
私の実体験に基づく「大学時代にやらなくてよかったこと」を以下の2つの観点から8つ紹介します。
■ 焦りから「何かやらなきゃ」でやった後悔
■ うまくいかなくて“楽な方”に逃げた後悔
時間とお金の無駄な消費を断ち切り、本当に意味のある行動を選択するための「判断基準」としてご活用ください。
社会人2年目の私が思う「大学時代に無駄だったお金と時間」8選
まずは全体像です。
■ 焦りから「何かやらなきゃ」でやった失敗
① やる前に”形だけ”揃えた環境投資
② 「これで変われるはず」と思って買った情報商材
③ 「とりあえず」手を出した資格勉強
④ 一発逆転を狙った投資の勉強
■ うまくいかなくて“楽な方”に逃げた結果の失敗
⑤ 惰性になったいつメン飲み
⑥ 「どうみられるか」で選んだ服
⑦ 楽だから続けてしまった同じバイト
⑧ なんとなく付いていっただけの国内旅行
ひとつずつ紹介していきます。
将来が不安で始めたけど、正直いらなかったこと
① やる前に”形だけ”揃えた環境投資
個人で稼ぐ力をつけたいと思った私は
ブログやWebデザインを始めることにしました。
しかし何から手をつければいいかわからず、とりあえず「環境を整えること」に逃げました。
「お金をかければ、もったいなくて絶対続けるはず」と言い訳をして、椅子・モニター・モニターアームなどを購入。
(椅子は頑張って7万円くらいのものを買いました)
しかし、結果は最初の1週間で早々に失速。
気づけばソファでYouTubeを見る日々に戻っていました。
「立派な環境」が自分の行動を変えてくれるわけではありませんでした。
何か新しいことを始める時は、まず「今あるモノ」で手を動かしてみる。 環境への投資は、どうしてもスペックが足りなくなってからで十分でした。
② 「これで変われるはず」と思って買った情報商材
「最短で稼げる方法があるはず」
そう思い込み、即効性を求めた情報商材に手を出しました。
オンラインスクールに10万円、
インスタ運用の教材に4万円など
当時は「自己投資しない奴は弱い」といったSNSの発信に感化され、「自分は周りの大学生とは違うお金の使い方をするんだ」と謎に意気込んでいたのです。
しかし結果は読んだだけ。
生活が変わるどころか買って満足してしまい、
ろくに行動すら起こしませんでした。
完全に「カモ」です。
しかも、内容はほとんどが無料で手に入るレベルのモノばかりで、
「そこにしかない特別な知識」は一つもありませんでした。
めちゃくちゃ後悔している高すぎる勉強代です。
最初の1円を稼ぐには情報は無料で十分です。まずは泥臭く手を動かすことが大事だと思い知りました。
③ 「とりあえず」手を出した資格勉強
「何かやらないと」
「いつか役立つかもしれない」
そんな漠然とした不安から、FP、簿記、ITパスポート、さらにはプログラミングなどに手を出しました。
分厚い参考書を買ってきては、数ページめくり、きれいなまま本棚に並べて満足する。明確な目的もなく続くわけがなく、「いつか役立つ日」なんていつまでも来ませんでした。
中途半端にやるくらいなら、バイトを増やして海外に行った方がよっぽど自分のためになっていたなと後悔しています。
資格は、明確な目的ができた時に初めて取れば十分です。
④ 一発逆転を狙った投資の勉強
「スキルはないのに稼ぎたい」
そんな甘い考えから「投資ならワンチャンあるかも」と思い、チャート分析の勉強に手を出しました。
「このシグナルが出たら買い」「ここで損切り」といった法則をノートにせっせとまとめましたが、結局数回トレードして終了。
典型的なノウハウコレクターでした。
そして分かったことは、インデックス投資には勝てないこと。オルカンに積立設定だけして、さっさと他の努力をするべきでした。
うまくいかなくて“楽な方”に逃げた結果の失敗
「何かやらなきゃ」と焦って手を出したことは、どれも中途半端。 結果も出ず、何を頑張ればいいかもわからなくなり、次第に現実と向き合うのがしんどくなっていきました。
そんな時、一番の逃げ道になったのが「何も考えなくていい時間」でした。 最初はほんの息抜きのつもりが、気づけばどっぷりと“楽な方”へ浸かってしまったのです。
⑤ 惰性になったいつメン飲み
「とり○○」みたいな居酒屋で、かなり多くの時間とお金を消費してしまいました。
20歳なりたての頃はすべてが新鮮で、心の底から楽しかった。 でも次第に「暇だから飲む」という惰性に変わっていきました。
毎回同じメンバー、同じ場所、同じ話。
朝まで飲んで7,000円が飛び、次の日は二日酔いで1日が潰れる。
それを何度も繰り返したのに、今思い出せるような価値ある記憶はほとんどありません。
「人付き合いのお金はケチらない」という姿勢は今も大切にしています。 ただそれは、一緒にいる時間を心から楽しむという意味であり、すべての誘いに脳死で付き合うこととは違いました。
特に大学3年以降の飲み会は、正直9割がもったいなかったです。
⑥ 「どうみられるか」で選んだ服
「モテたい」
「ファッションは趣味だし、これは自己投資…」
そんな言い訳をして、インフルエンサーがおすすめする「今季マストバイ」を買いに走ったり、目的もなくウィンドウショッピングをしたりしていました。
よく考えるとファッションはそれほど好きではもありません。今振り返るとどこかのメンズコーチに「厳しい」って怒られそう。。。
結局のところ、本質的な自分磨きから逃げて、「一応それなりに気を使っていますよ」という免罪符として服を利用していただけでした。
表面的な服に高いお金を払う前に、自分自身の「土台」を整えるためにやるべき努力がいくらでもありました。
⑦ 楽だから続けてしまった同じバイト
大学時代、同じバイトを3年ほど続けてしまいました。 最初の頃は楽しく、かけがえのない思い出になったのも事実ですが、
正直、途中からは完全に惰性でした。
仲の良かった先輩が抜けて楽しさは半減。
新しい学びもなければ、時給も上がらない。
それでも「新しく探して面接に行くのが面倒くさい」という理由だけで居座り、新しい経験をするチャンスを自ら捨て続けていたのです。
大学生という身分は、いくらでも環境を変えられる「ハードルの低さ」こそが最大の武器です。当時の私はその価値に気づけず、ただ「楽な現状維持」にしがみついていました。
学べることや、心から楽しめる環境がなくなったなら、サクッと次へ行くべきでした。 「学生の特権」とも言える貴重な時間を、もっと色々な世界を知るために使うべきだったと、社会人になった今だからこそ強く後悔しています。
個人的には大学3年生の前期あたりで変えておくべきだったと後悔しています。
⑧ なんとなく付いていっただけの国内旅行
目的もなく「なんとなく」で行った国内旅行も、大きなお金と時間を溶かした後悔の一つです。
特に誘われて付いていっただけの札幌旅行は、
使った金額に対して、驚くほど満足度が低い旅でした。
原因は北海道という場所のせいではなく、「北海道に行けば勝手に楽しめるだろう」という私の受け身な姿勢にあります。
なんとなく有名な観光地を回り、なんとなく名物を食べる。正直、東京にいてもできそうな体験に、わざわざ高い交通費と時間をかけてしまいました。
自分の中に目的がない旅行は、どれだけ遠くへ行ってもただの「消費」で終わることを学びました。 誰かが決めた「定番」をなぞるのではなく、自分自身の「ここに行きたい・見たい・知りたい」という熱量を軸にして旅行するべきでした。
まとめ:後悔は「反応して動いた結果」
改めて振り返ると、私が後悔していることはすべて「外側の何かに反応した結果」でした。
不安だから動く。
誘われたから行く。
面倒だから留まる。
そこには「自分で決めたこと」がほとんどありませんでした。
皮肉なことに、「将来のため」と焦って始めたことほど、今の自分には何も残っていません。本当に残っているのは、自分自身の熱量で、本気で動いた記憶や経験だけです。
「なんとなく」過ごす時間も、当時はそれなりに楽しいものでした。 ただ、社会人になった今振り返ると、「なんとなく」で消費するにはあまりにもったいない時間でした。
社会人になってからその価値に気づいても、絶対に取り戻せないものがあります。
この記事が、かつての私のように焦りや迷いの中にいる人が「やらなくていいこと」を捨て、自分の意志で動くためのきっかけになれば嬉しいです。

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